タカヤマ建築事務所

白1色|K新社屋

2019.02.23

設計事務所,関西,ブログ

・製造過程における製品の色味、色彩の判別の邪魔にならない色

・建物内をクリーンに保つという意識付けとしての色

・けがれなく、清らかである意味を持つ色

 

鉄、アルミ、板金、木、べニア、石膏、樹脂など建物に使う素材は白で統一しました。異なる素材に乗る白は下地の違いにより微細な表情の違いが生まれます。光沢、濃淡、むら。同じ白だけれども多様な白の集合体として建物の構成要素となります。

 

建物の構造は、蜘蛛の巣をイメージし、できる限り細い鉄骨を細かいスパンで表しで組むことにしました。鉄骨は空間を横切ったり、貫通したりすることで、頭の上、体の横と、常に意識の中に入ってきます。そしてこれらの鉄骨は、様々な方角から建物内に入る光を吸収し、反射させ、影を落として、多彩な光の濃淡やグラデーションを作り出します。(蜘蛛の巣に当たった光の情景をヒントにしました。)

 

多様な白に多彩な光の濃淡、グラデーションが組み合わさることにより、単色であるはずの白の数は増幅します。

 

「白」1色。で建物を表現する。

 

 

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2019年3月21日(木・祝)11:00~17:00

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