タカヤマ建築事務所

設計事務所の実務|現地調査

2019.05.24

設計事務所,関西,ブログ

設計事務所ってどんな仕事をしているのか。実務について書いてみようと思います。

 

実際にお会いしてご要望などのお話をお聞きし、具体的に計画を始めましょうとなった時に真っ先にすることがあります。

 

地図で敷地の位置を確認し、都市計画地図で、皆さんよくご存じの、用途地域、建ぺい率、容積率など敷地にかかる条件を拾い出していきます。最近ではネットで調べることができるようになり、大変便利になってきていますが、すべての情報を把握できるかというとそうではなく、下水や水道の埋設状況が分からなかったり、道路の状況が不明だったりしますので、結局は行政機関に出向き、台帳などで確認しなくてはなりません。ネットで事前情報をつかんで、行政機関に確認していくというイメージです。

 

行政機関では上記の都市計画情報だけではなく、開発、文化財、条例など関連法令や事前協議先などを確認していきます。小規模住宅の場合はそれほど該当しないのですが、建築が大規模になっていくと、駐車・駐輪場、景観、ゴミ、緑化、バリアフリー、省エネ、消防などたくさんの項目について協議していかなくてはなりませんので、協議先がどれくらいあって、何を求められるのかをつかんでおかなくてはいけません。

 

次に現地を確認します。

設計事務所実務

現地では、行政で調べたことについて異なったことや、気になる事はないか、また敷地境界の確認、電柱や電線の状況、隣接する建物の状況、給水引込や排水桝、側溝の状況、工事車両の通行が問題なさそうかなど、実際の状況を観察、確認していきます。

 

このようにして、敷地にかかる法規制や実際の状況など、計画に関係しそうな与条件をピックアップするのが現地調査の目的です。

 

全ての与条件が揃いましたら、いよいよ具体的な検討です。

ボリュームチェック