タカヤマ建築事務所

Works

House-mobe

住宅|木造3階
設計事務所と家具職人のコラボ住宅
家具職人の家づくり
狭小住宅

Story

中古物件を購入し、リフォームしようという計画。クライアントは家具の職人さん。自ら製作した家具を実際に使いながら、ショールームのようにそれらを見せることができる住宅を望まれていた。

物件探しは住宅、工場(作業所)付住宅、長屋などの中古物件を手当たり次第見てまわった。しかし、なかなかコレといったものに巡り合えず途方に暮れていたところふと出てきた格安の土地。ここならクライアントにご協力いただければ中古物件+リフォームの予算で土地+新築住宅ができるのでは。

土地の間口3.5m。両サイドの敷地境界線から少し控えて建物を建てると建物の幅3mを切る。家族構成、駐車場、予算のことを考えると木造3階建。「この間口で木造3階。建つのか?」土地の購入を決める前に、あらかたのプランを描き、構造事務所に相談。

そんなことからスタートした家づくり。

建物は間口2.78m、奥行約11m。建物の内部に耐力壁を平行に並べることで、空間を適度に仕切ることとした。耐力壁は差し込む光をグラデーション化させ、室内に光の濃淡による変化を与えている。3階は間口2.78mのうちの0.96mを吹抜とし、南側からの光を2階LDの深い所まで導いている。2階LDKはこの吹抜により、狭さを感じないのびやかな空間となった。室内は、家具の質感が映えるよう白い仕上げとした。

必要最小限の建築に、少しづつ家具を増やしていきながら、内部空間をしつらえていく。建物が完成した時点で、すべてが終了するのではなく、生活しながら少しづつ手を加えて完成を目指す。

建物概要

所在地:大阪府大阪市
設計期間:1201-1207[竣工1212]
主要用途:住宅
撮影:市川かおり

構 造

構造 : 木造3階建
敷地面積:61.83 m²
建築面積:31.19 m²
延床面積:75.4 m²

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