2020.02.03
天井高、天井懐を限界まで切り詰める 13/20 | 床仕上げを合板とする 14/20 | 畳コーナーは置き畳で 15/20 [コスパの良い間取り]
天井高、天井懐を限界まで切り詰め建物のボリュームを小さくする
天井の懐は必要最小限に切り詰めましょう。
天カセ式のエアコンや特殊な設備機器が天井の中に入らない場合、住宅において天井内に入るもので一番大きいものは便所の排水管かキッチンの換気ダクトではないでしょうか。それらのルートを確保し、余計な空間はなくしてしまいましょう。
既に記載しています、天井を無くして床下を表しで見せる4/20は天井懐がありませんので、この項目においても有効です。
床仕上げを合板とする
フローリングを合板とするのもアリです。
一般によく使用されている複合フローリングも何層かの薄い材を重ね合わせて作られていますので、合板と同じようなものではないでしょうか。
畳コーナーは置き畳とする
きちんとした和室でなくて良い場合は、置き畳を敷いて簡易な和室としてみてはいかがでしょうか。使い勝手に応じて出したり仕舞ったり。フレキシブルに対応できるのも魅力です。
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タカヤマ建築事務所は関西[大阪市東成区]を拠点に活動している建築設計事務所で、シンプルでありながら温かみある空間をテーマに、使い勝手が良く、その時々のスタイルに応じフレキシブルに変化対応しながら、何年も何十年も利用者に寄り添える建築を提案させていただいています
狭小住宅、中庭型住宅、障害者福祉ホームなどの「住まい」・店舗、事務所、工場、倉庫などの「働く場」・リフォーム リノベーションなどの「再生」を柱に建築空間全般の設計・監理業務を行っています
設計エリアは近畿圏だけでなく、日本全国お伺いさせていただきます。