大阪の建築設計事務所のブログオーダーキッチンの製作風景｜吹抜けと斜めが特徴的な茨木の住宅
家具製作所でのオーダーキッチンの製作
冷蔵庫やレンジフードといった高さが出るものは壁側に
背の低いものはアイランドとして部屋の真ん中に
シンクとガス台をセパレートに配置し
LDKの抜け感、作業中のLDとの関係性、廻りを回遊することができる連続性を重視しつつ、複数人が横並びや向かい合ってぐるりと取り囲んで作業できるキッチンをプランいたしました。
アイランドに配置したシンクは幅2640mm、奥行900mmの大型で、調理作業側はもちろんの事、ぐるっと回った反対側にも収納を設けています。
また、建物の斜めに合わせてキッチンにも斜めを取り入れましたので台形形状の作業台となりました。
そんな盛りだくさんの要望を詰め込んだこともあり、自由に製作できる家具工事でキッチンを製作しています。
キッチンの仕上
フルオーダーのキッチンは既製品では対応しきれないきめ細かな対応ができる反面、細かなところまで決めていかなければなりません。
図面では気づかなかったところ、設計側の意図、家具職人側からの提案など、製作途中の工場にお邪魔して、いろいろと決めてきました。
キッチンを家具工事で製作する場合と大工工事で製作する場合とでは、使う材料や納め方などが同じようで全然違うことや、仕上の違いにより細かなディテールや見え掛かりが大きく異なるなど、発見と収穫の多い打合せとなりました。
イイ感じで作業が進んでおり、思い通りのキッチンになりそうです。
工場にお邪魔した本当の目的
工場の中心に製作中のアイランドシンクが”で～ん”と鎮座していて、そのシンク周りを職人さんがぐるぐる巡り巡って作業し、だんだんとカタチが出来上がっていく。その動画を撮影して早送りで・・・と思って伺ったのですが・・・。
その作業はすでに終わっていて、棚板の小口処理と、大きな動きのない作業を黙々と進められていました。笑
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タカヤマ建築事務所は関西[大阪市東成区]を拠点に活動している建築設計事務所で、シンプルでありながら温かみある空間をテーマに、使い勝手が良く、その時々のスタイルに応じフレキシブルに変化対応しながら、何年も何十年も利用者に寄り添える建築を提案させていただいています
狭小住宅、中庭型住宅、障害者福祉ホームなどの「住まい」・店舗、事務所、工場、倉庫などの「働く場」・リフォーム リノベーションなどの「再生」を柱に建築空間全般の設計・監理業務を行っています
設計エリアは近畿圏だけでなく、日本全国お伺いさせていただきます。
