タカヤマ建築事務所

構造をきれいにみせたいので|K新社屋

2018.12.06

設計事務所,関西,ブログ

12月なのに暖かい日が続いています。週末から寒くなるようで本格的な暖房の準備を始めました。

 

現場のほうは、工程がいろいろ前後していますが、定例打合せに参加する度に進んでいますので、順調と言っていいのでしょうか。

 

建築基準法施行令第70条に「地階を除く階数が3以上の建築物にあっては・・・」という文面で始まる(柱の防火被覆)というものがあります。数年前までは1階の柱のみでよく、1階だけ耐火塗料で対応すればいいかと思っていたのが・・・。いつの間にかの法改正によりすべての柱が対象に代わっていて、考えていた3倍もの被覆の検討をしなくてはいけなくなっていました。ああ、コストかかるやん。

 

告示にあるように石膏ボードで巻く、鉄鋼モルタルを塗る方法も検討しましたが、構造を美しく見せたいというのがコンセプトの第1にありますのでそこは譲れません。構造に計算で何とかならないかという相談をしたものの、それぞれの柱に対して構造計算しなくてはならず、数十通りの計算と労力がかかり、現実的ではないとのことで、現在の方法に行きつきました。(現在の方法ってなんやねんというのは先に取っておきます。)

 

火災で高温状態になると発泡して被覆を形成する高性能塗料の割に、施工風景は普通のペンキをローラーで塗っているようにも見え、不思議な感じでした。