タカヤマ建築事務所

Works

skip house

住宅|鉄骨3階
スキップフロアの住宅、高槻
バーのようなキッチン
本棚
狭小住宅

Story

道路を挟んだ公園のケヤキの木が敷地のちょうど目の前にあり、一目見たときからこの木が建物にとってのシンボルツリーとならないか考えていました。

建物は3階の床にレベル差をつけたスキップフロアとし、各室から公園のケヤキが望めるようにしました。光は道路と反対側のテラスから取り込み、床のレベル差を利用して建物の奥深くまで導き入れます。スキップによって生まれた高い天井と抜けた視線、ワンルーム形式の構成は、建物に奥行きと拡がりを作り出し、狭さを感じさせないのびやかな空間となっています。

要望であるキッチン、本棚は造付けとし、それぞれ2階LDK、3階フリースペースに配置しています。キッチンはシンクとコンロを分離したアイランド型の対面カウンター、キッチン背面にはボトルラック、ラックの後ろにFIX窓を設け、夜間照明により色とりどりのボトルをライトアップできるようにしました。

外壁、各階便所、洗面脱衣室にはクライアント要望の個性的な配色を施し、住空間のアクセントとしました。

構造は、地盤が良くなかったこともあり、木造に近い鉄骨造というイメージの計画を立て、建物全体重量の軽減を図り、基礎、地盤に対する負担を和らげながら、全体的なコストダウンを図りました。

玄関を入り2階のLDKに入ると公園のケヤキの木が目に飛び込んできます。景色を眺めながら、キッチンでは御主人自慢のカクテルなどのお酒が振舞われ、フリースペースでは奥様と友人が自慢の蔵書を寝そべりながら読まれます。シンボルツリーを軸に趣味や嗜好を住宅に取り込んだ個性あふれる狭小住宅です。

建物概要

所在地:大阪府高槻市
設計期間:0507-0602[竣工0607]
主要用途:住宅
撮影:平野和司

構 造

構造 : 鉄骨造3階建
敷地面積:48.56 m²
建築面積:29.11 m²
延床面積:89.78 m²

受賞・掲載

新しい住まいの設計 2007年2月号
ワールドフォトプレス「狭小住宅 PART6」
新しい住まいの設計 2007年10月号
別冊新しい住まいの設計
住まいの設計 2010年1月号

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