天井を無くして床下を表しで見せる 4/20 | 高い位置にある表し材は一般材料を使用する 5/20 [コスパの良い間取り]
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天井を無くして床下の構造用合板、梁を表しで見せる
白い空間に木目が入ったインテリアを求められることがよくあります。
天井を無くしてみてはいかがでしょうか。
天井の仕上げである壁紙が減り、壁紙の下にある石膏ボードが減り、石膏ボードを貼るための下地の木材が減り、大工さんの手間が減ります。
一方、普段天井裏に隠れている電気配線や設備配管が表に出てきますので、それらを別のどこかに隠すのか、割り切って露出でかっこよく見せるのかは腕の見せ所になります。
電気屋さんからは手間がかかると言われるかもしれませんが、頑張って綺麗な配線をしてもらいましょう。職人さんが苦労して仕上げた雰囲気は味のあるほほえましい光景になると思います。
高い位置にある表しの構造材は仕上げ材を使わず一般材料を使用する
表しで柱や梁などを見せるとなると、自動的に化粧材とされることが多いようです。手の届かない位置にある梁や床下は一般材を使ってはいかがでしょうか。
フローリングでも最近ではエイジング加工されたような質感のものを好まれたり、家具ではアンティークなどが好まれたりしますので、雰囲気に合わせてラフなものを受け入れると可能性が広がるかもしれません。
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タカヤマ建築事務所は関西[大阪市東成区]を拠点に活動している建築設計事務所で、シンプルでありながら温かみある空間をテーマに、使い勝手が良く、その時々のスタイルに応じフレキシブルに変化対応しながら、何年も何十年も利用者に寄り添える建築を提案させていただいています
狭小住宅、中庭型住宅、障害者福祉ホームなどの「住まい」・店舗、事務所、工場、倉庫などの「働く場」・リフォーム リノベーションなどの「再生」を柱に建築空間全般の設計・監理業務を行っています
設計エリアは近畿圏だけでなく、日本全国お伺いさせていただきます。