【設計】シンプルなスカスカ手摺LOVE!
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娘:「手摺、なんでネットなんか付けたん?無いほうがお洒落やし、すっきりするのに。ほんで、どの家の手すりも細っそいな。」
父:「君ら小さい時、ハイハイで階段上り下りしててん。体勢崩した時、つかまったり、体預けたりするところなかったら危ないやろ。だから付けてん。」
設計者:「おお、わかってるやん。無いほうがえぇし、細いのもえぇやろ。ニヤリ。」
*父と設計者は私、タカヤマです。
設計者が手すりを細くスカスカにしたがる理由
建築雑誌などを見ていると建築家が設計する住宅に付いている手摺って、細く、オープンなもの多いと思いませんか?そのあたりのことちょっとだけ。(あくまでもタカヤマの独断と偏見による見解です。)
1.建築雑誌などで情報収集している建て主からの要望。
2.余計な付属物は付けたくない。
3.シンプル、ミニマル命。
4.なんなら、無くせないか?
5.部材数を減らし、細く、存在感を消すことによって、手摺ではなく空間に意識を持っていきたい。
6.細くオープンにすることで目線が通り、室内が広く見える。くぅかんが拡がりますねん。
7.コスト削減できる。
etc.
子供が小さい時はネットを貼って、みんなが大人になればネットを外す。このような対策を取っていることも多いのではないでしょうか。
実際、ネット、取り外しています?私の家は付けっぱなしになっています。(小声で)となると、上記の2~6で考えていること、どうなん?
初めから、ネットに代わるデザインを考えた手摺にするほうがいいのではと、最近思い出しています。
あ、でも、建て主からオーダー頂きましたら細っそい手摺デザインさせていただきますよ!!
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タカヤマ建築事務所は関西[大阪市東成区]を拠点に活動している建築設計事務所で、シンプルでありながら温かみある空間をテーマに、使い勝手が良く、その時々のスタイルに応じフレキシブルに変化対応しながら、何年も何十年も利用者に寄り添える建築を提案させていただいています
狭小住宅、中庭型住宅、障害者福祉ホームなどの「住まい」・店舗、事務所、工場、倉庫などの「働く場」・リフォーム リノベーションなどの「再生」を柱に建築空間全般の設計・監理業務を行っています
設計エリアは近畿圏だけでなく、日本全国お伺いさせていただきます。