大阪の建築設計事務所のブログ

2023.12.19

吹抜と斜めが特徴的な茨木の住宅

建物の骨組み・筋交いと金物の中間検査｜吹抜けと斜めが特徴的な茨木の住宅

建物の骨組み

 

棟梁だらけの棟上げも終わり、屋根板金工事も終わり、筋交いや金物の取付が行われています。

 

平面的な斜め、立体的な斜めが入ったプランニング

 

大きな吹抜け

 

片持ちで持たせた床、さらに片持ちで持たせた屋根架構、梁を延ばしてつくった庇

 

梁レベルの上下、逆梁、梁成の部分カットなど

 

仕上げられると隠れて見えなくなる建物の骨組みですが、シンプルなカタチを作るために、様々なチカラワザが取りこまれています。

 

筋交いと金物・中間検査

 

大きな吹抜けがあり、南側両端を三角にカットしたことで、耐力壁のつりあいを取るのがむずかしいのね。

 

ということが計算過程で判明したため、通常より多めの耐力壁で調整。

 

最近では施工性の観点から面材耐力壁を選択するほうが多くなりつつあるのですが、諸事情により筋交いを選択。

 

現場監督いわく、「最近では久しぶりの筋交いです」とのこと。

 

少々複雑になってしまった骨組みですので、気になる箇所を構造事務所さんに確認しつつ

 

確認検査機関の中間検査も終了。