【設計】住宅 子供の成長 ライフスタイルの変化

家づくりにおいて間取りを考える際、将来のライフスタイルの変化についてどのように考えますか?
30代での家づくり、ご主人、奥様、赤ちゃん、将来もう一人予定(夫婦+子供2人の4人家族)という想定で、変化の分かりやすい寝室の使い方について考えてみます。
[子供が小さいとき]
主寝室で家族皆が同じベッドで川の字になって寝る
[子供が小学校中学年頃~]
主寝室はご主人と奥様、子供に個室を与えるが主寝室と個室を行ったり来たり
[子供が高校生、大学生]
主寝室はご主人と奥様、子供は個室に滞在時間が多くなる
[子供が社会人]
子供同居:主寝室はご主人と奥様、子供は個室に滞在時間が多くなる
子供一人暮らし:主寝室はご主人と奥様、個室は盆と正月に帰ってきたときの場所で普段は空き部屋
[子供、結婚し家庭を持つ。両親高齢]
空いた子供部屋を両親の寝室として利用
[ご主人、奥様 高齢]
4人家族を想定して建てた住宅に夫婦2人
このように、住宅は家族の成長などによって使い方が目まぐるしく変化していくことがイメージしてもらえるかと思います。あらかじめ想定できる変化は対策しておけば済むのですが、想定できないような大きな変化を求められることもあるかと思います。
ガチガチに固定してしまうのではなく、様々な変化にフレキシブルに対応できるおおらかな住宅を目指すのがいいのかもしれません。
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タカヤマ建築事務所は関西[大阪市東成区]を拠点に活動している建築設計事務所で、シンプルでありながら温かみある空間をテーマに、使い勝手が良く、その時々のスタイルに応じフレキシブルに変化対応しながら、何年も何十年も利用者に寄り添える建築を提案させていただいています
狭小住宅、中庭型住宅、障害者福祉ホームなどの「住まい」・店舗、事務所、工場、倉庫などの「働く場」・リフォーム リノベーションなどの「再生」を柱に建築空間全般の設計・監理業務を行っています
設計エリアは近畿圏だけでなく、日本全国お伺いさせていただきます。